CCUS(建設キャリアアップシステム)にかかる費用と必要な資料
2025.2.26時点での費用の目安となります。
目次
費用について
一人親方の場合の申請代行費用総額
税込55,000円(代行費用、技能者登録料込)
- 訪問対応の場合、別途交通費と日当をいただきます。
- 別途、管理者ID費用(¥2,400)はお客様にてご負担が必要となります。
技能者登録料
法定の手数料と当事務所での費用目安を記載しております。
申請方法 | 登録料(税込) | 当事務所での代行費用(税込) | 合算の費用(一人当たり税込) |
---|---|---|---|
インターネット(簡易型) | ¥2,500 | ¥25,500 | ¥28,000 |
インターネット(詳細型) | ¥4,900 | ¥23,100 | ¥28,000 |
- 本人確認書類と顔写真付証明書が必要となります。
- カード有効期限は発行日から発行9年経過後の最初の誕生日までとなります。
- 申請時60歳以上の方の場合は14年目の誕生日までが有効となります。
簡易型と詳細型の違い
簡易型…本人情報、所属事業者情報、社会保険情報が登録されます。
詳細型…上記3種類に加えて保有資格情報も登録されます。
詳細型ですと、登録時に資格に関する資料添付が必要にはなりますが、能力評価制度(レベル判定)が可能となり、自己のスキルの見える化が期待できます。
事業者様にとっても能力のある技能者の数が具体的に可視化できるため、施工能力の高さの指標として評価されます。
CCUSの制度趣旨からみても、長い目で見ると詳細型のほうがお勧めされます。
事業者登録費用
資本金 | 事業者登録料 | 当事務所費用目安 | 合算費用 |
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一人親方 | ¥0 | ¥27,000 | ¥27,000 |
500万円未満(個人事業主含む) | ¥6,000 | ¥50,000 | ¥46,000 |
500万円以上~1,000万円未満 | ¥12,000 | ¥100,000 | ¥92,000 |
1,000万円以上~2,000万円未満 | ¥24,000 | ¥160,000 | ¥184,000 |
2,000万円以上~5,000万円未満 | ¥48,000 | ¥320,000 | ¥368,000 |
5,000万円以上~1億円未満 | ¥60,000 | ¥500,000 | ¥560,000 |
1億円以上~3億円未満 | ¥120,000 | ※応相談 | ※ |
3億円以上~10億円未満 | ¥240,000 | ※応相談 | ※ |
10億円以上~50億円未満 | ¥480,000 | ※応相談 | ※ |
50億円以上~100億円未満 | ¥600,000 | ※応相談 | ※ |
100億円以上~500億円未満 | ¥1,200,000 | ※応相談 | ※ |
500億円以上 | ¥2,400,000 | ※応相談 | ※ |
事業者が本システムを利用する際に必要な登録料です。
登録の有効期限は5年間で、登録が完了した日から5年後の登録月末まで有効となります。
管理者ID費用、現場利用料、カード発行手数料
管理者ID費用
事業者情報を管理するために必要となる管理者IDに設定した利用料金です。毎年支払う必要がございます。
登録料 | |
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1IDあたり | ¥11,400 |
一人親方 | ¥2,400 |
一定規模以上の事業所の場合は、事業者責任者ID以外にも部署別に別途管理者を設けることができます。
現場利用料
手数料(税込) | |
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1人日・現場あたり | ¥10 |
- 元請事業者(現場を登録する事業者)が負担します。
- 一人が1日同じ現場に入ることを1カウントとして計算されます。
- 月末締めで管理者ID利用料とまとめて翌月初旬に請求書が発送されます。
- 利用料が1,500円に満たない場合は原則として請求が繰り越されます。
カード再発行手数料
実費として1,000円必要となります。
代行申請の際の必要資料
インターネット申請の場合は、最終的にこれらをjpgファイル化したものが必要となります。
技術者情報登録の場合
- 技能者用代行申請同意書(インターネット申請専用)
- 建設キャリアアップシステム技能者情報個人情報取り扱い同意書
- 建設キャリアアップシステム利用規約同意書
- 顔写真
- 撮影後6カ月以内のカラー(縦45×横35mm)⇒証明写真のパスポートサイズが推奨
- 本人確認書類(顔が確認できる資料)
- 日本人の場合…運転免許証、マイナンバーカード
- 外国人の場合…在留カードの写し、特別永住者証明書写し
- 上記が準備できない場合、パスポートの写し+住民票(現住所の確認書類)の写しでも可能
- 健康保険資格確認書類
- 年金保険確認書類
- 退職金制度確認書類(加入している場合のみ)
- 労災保険特別加入確認書類(加入している場合のみ)
- 各種資格等確認書類(詳細型の場合は必要)
- 登録基幹技能者講習修了証
- 保有資格証明書類
- 研修受講・修了証明書類
- 表彰証明書類
事業者情報登録の場合
- 事業者用代行申請同意書(インターネット申請専用)
- 建設キャリアアップシステム事業者情報個人情報取り扱い同意書
- 建設キャリアアップシステム利用規約同意書(事業者登録、インターネット用)
- ※建設業許可ありの事業者の場合
- 建設業許可通知書、又は建設業許可証明書の写し
- 建設業許可なしの法人の場合(下記いずれか直近のもの)
- 直近の納税証明書(法人税、事業税、消費税のいずれか)
- 確定申告書(法人税又は事業税)
- 建設業許可なしの個人、一人親方の場合(下記いずれか直近のもの)
- 直近の納税証明書(法人税、事業税、消費税のいずれか)
- 確定申告書(法人税又は事業税)
※電子申告の場合はe-tax受付システムにて申告時に送信される受領メッセージも添付 - 個人事業の開業届の写し
- 建設業許可なしの法人・個人(下記いずれか一つ、一年以内のもの)
- 履歴事項全部証明書
- 現在事項全部証明書
- 事業税の確定申告書
- 健康保険確認書類(5人未満個人事業所は不要)
- 年金保険確認書類(5人未満個人事務所は不要)
- 雇用保険確認書類(一人親方は不要)
- 退職金制度確認書類(加入していない場合は不要)
- 労災保険特別加入確認書類(加入していない場合は不要)
最後に
CCUS(建設キャリアアップシステム)は官民一体となって今後も引き続き積極的な導入が期待されております。導入を検討されている場合は、是非当事務所にご相談ください。