GbizID作成のススメ

 今回の記事では、GbizID(ジィービズアイディー)について紹介します。

GbizID(ジィービズアイディー)とは

 GbizIDとは、IDひとつでさまざまな行政サービスが利用可能になるサービスです。
国のサービスが多いですが、一部都道府県や市町村といった地方公共団体のサービスも利用可能です。昨今の電子化の流れを受けて、行政手続きにも徐々に電子化の波がきているという感じですね。これからも電子化の流れはますます加速していくことでしょうから、今後また新たなサービスが利用可能になることは十分に考えられます。今回の記事では2024年3月7日時点での情報を簡単にお伝えします。

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GbizIDでオンライン申請が可能になるものの例

さまざまな行政サービスで利用可能ですが、ほんの一例をあげてみます。

国の制度のみならず、徐々に地方公共団体でのサービスも拡大しているようです。

今後利用可能になるサービスの範囲はますます増えてくるものと思われます。

 なお、試しに大阪府のオンラインシステムをみにいってみましたが、手続き一覧は個人向け事業者向けに大別されております。ログインしたままで両方の申請一覧を閲覧することは可能ではありますが、個人用アカウントで可能な申請を事業者用アカウントに入ったままで申請はできません。当たり前と言えばそうなのですが、今どちらのアカウントでログインしているかは気を付けたほうが良いかもしれません。

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GbizIDの申し込みについて

GbizIDには、大別して以下の3種類のアカウントがあります。

  • プライム
  • メンバー
  • エントリー

プライム

プライムは、会社代表・個人事業主向けの事業者アカウントになります。補助金や各種申請をする際は、こちらのアカウントをつくることとなります。

なお、2024年3月時点では個人事業主のみオンラインで申し込みをすることができます。
法人の場合は書類での申し込みとなります。(印鑑登録証明書と印鑑登録証明書と同じ印鑑の押印が必要なため)書類郵送審査の場合、約1~2週間程度かかるようです。

個人事業主でオンライン申請をする場合であれば、マイナンバーカードとマイナンバーカードが読み取り可能なスマートフォンを手元に用意して即日で申請可能です。スマートフォンにGbizIDアプリをダウンロードした上で、マイナンバーカードの読み取り登録や、カメラ機能を利用した本人の顔写真の登録等の作業が必要にはなります。GbizIDアプリがカギ代わりになるので、導入後のログインはスマートフォンの顔認証でスムーズに行うことができます。
 

 なお、プライムアカウント同士であれば、Gbizシステム上で委任をすることもできます。ある企業が申請業務を行政書士にお願いする場合が考えられます。GビズIDの委任機能を用いて委任関係を結ぶ場合は、あらかじめ、委任者と受任者との間で、委任の内容について契約の締結その他適切な方法により合意形成が必要です。(利用規約 第12条)

メンバー

プライムが法人代表とすると、メンバーはその傘下の従業員向けのアカウントの位置づけになります。プライムと比べて、一部の機能が制限されます。

エントリー

ひらたくいえば、簡易版です。オンライン上ですぐに作成可能です。
プライムと比べて、一部の機能が制限されます。

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最後に

以上、簡単に説明させていただきましたが、補助金の利用を検討している等今後何かしらの事業をしていくのであれば登録しておいて損はないかと思います。連絡先が変わった場合などはもちろん個別に手続きは必要でしょうが、今のところ定期的な更新手続きは不要で、利用料も無料です。

最新の詳細な情報については、公式サイトをご確認ください。
GビズID | Home (gbiz-id.go.jp)

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